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笑顔組!

ねこと編み物のまったりブログ(時々、闘病記)

手術当日・その2

★お久しぶりにこのブログにいらしてくださった方、初めての方へ★
コチラ↓の記事からお読みいただけると、お話がわかりやすいです。
クリックで別画面が開きます。

~発見から入院準備まで~
1.告白
2.発見
3.決心
4.初診
5.紹介状を持って
6.MRI検査
7.MRI検査結果
8.手術日決定
9.入院前・最後の診察と説明
10.Bセットの正体~入院準備~

~入院・手術・退院まで~
11.入院当日
12.手術当日・その1

いきなりびっくりさせてしまって、ごめんなさい。
各記事、少し長めになっております。
各記事の最後に、めいの写真も載せてますので、お楽しみに♪


*****


今日の記事は、昨日の記事の続きになっております。
直接このページにいらした方は、上のリンクから昨日の記事をお読みになってから戻ってきていただくと嬉しいです。


*****


麻酔で一瞬にして意識を失った私・・・・・・・・・。
話には聞いていたけど、あんなに突然とは。
そして、目が覚めたのも突然でした。
その状況がわからなくて、パニックになってしまう人もいるそうですが、私は大丈夫でした。
というより!!
痛みで目が覚めたので、それどころではないというかっ!!←それでパニックになる人もいるそうです
「あー、やっぱり切ったんだなあ~」
と思うくらいハッキリしたお腹の痛みはもちろんのこと、
それより痛かったのは、尋常でないのどの痛み!!
切ったお腹より痛いって、どんだけだよ。。。
意識が戻ってくるにつれ、看護師さんか麻酔科のキレイな先生の声が聞こえてきて。
たぶん、名前を呼ばれたか、「わかりますかー」くらい言われたと思うけど、のどが痛くて覚えてない!!
答えなきゃ、と思いつつも、痛くて苦しくて、声が出ません。
代わりに涙が出ます。
声を出そうとして気が付きました。
気管が挿入されています。
のどの奥のほう~・・・まで入っている気配がします。
そのせいで声が出ないのがわかったので、指をパタパタ動かして返事しました。
この時点で痛くてしょーがないのに、
口の中にたまった唾液を吸い取る器具を、のどの「オエッ」となるポイントの奥深くまで入れられ、
更に苦しくて痛くなり、気持ち悪さも加わって、もっと涙が出ました。
吸引が終わってから、気管をはずしてもらいました。
その瞬間に痛みを感じる人もいるようですが。
元々のどの痛みがものすごかったため、私はそれは感じませんでした。
痛みというより、違和感とか苦しさ・・・かなあ。
でも抜かれる瞬間、「んあ゛っ」みたいな、声にならない声が出てた気がします。
この後手術台からストレッチャーに移され(移動するときの看護師さんたちの掛け声が「ホンモノだー」「重くてスミマセーン」とか思っていた私…)、中央手術室の外へ。
ダンナと母としのぶちゃん(ダンナの妹)の気配を感じました。
たぶん、みんな声を掛けてくれてたと思いますが、
意識がイマイチはっきりしてない上に、
何度も書きますが、のどの痛みがひどくてそれどころじゃありませんでした。
返事できなくてごめんね。
病室から手術室まで歩いた距離より短く感じた、帰り道・・・。

病室に着くと、ベッドの位置が変更されました。
それは酸素吸入器の位置の関係だそうで、入院前と入院当日に説明されていました。
昨日入ったベッドの向かい側の、真ん中です。

さっそく、酸素吸入です。
ちらっと時計を見ると、ちょうど正午でした。
9時から手術だったから、3時間かあ・・・。
ぼおっと考えながら、意識がまだ朦朧としていました。
それでも付き添いをしてくれた三人とお話しができたので、
三人が手術後に、先生から受けた手術の説明内容も聞きました。
この時、ダンナがしのぶちゃんに、その内容をメモしてくれるように頼んでくれました。
助かったー。
覚えていられる自信無いもんね。
そのメモを元に、私のお腹の中がどんな状態だったか、明日の記事で書きますね。
ええ、この日の日記が長くなりそうなので、それは別に書きます。

少しお話をして、一時間くらい眠りました。
私が眠っている間に、三人は病院のグリル(←響きがウマそう…)でランチして、
ダンナにはそのまま帰ってもらいました。
ちょうど、めいのお昼ゴハンの時間だったのでね。

目が覚めたのは、腕につけっぱなしにされていた血圧計の音でした。
ビックリしたー。
30分だか一時間ごとに、自動的に測ってくれるそうです。
・・・少し意識がハッキリしたような。
そのおかげで、母としのぶちゃんとも、ちゃんとお話ができました。
でも、声は出るものの、やっぱりすごくのどが痛い・・・。
声も出にくかったです。

お話をしている最中、看護師さんが様子見に来てくださいました。
「元気ね!!」
はい、お腹もノドも痛いけど、元気です♪
お腹の痛みは、想像していたほどじゃなかったです。
今までで一番痛かった生理痛と同じくらいか、もしかしたらそれより下かも。
絶対出産の時の痛みのほうが辛いと思います。
あっ、これからご出産の方が読まれていたら、ごめんなさい~。
脅すわけじゃないんです~。
産んだ経験がないので、想像ですからー!!

結構長い時間、みんなでしゃべっていたような気がします。
また眠って、また血圧計に起こされました(笑)。
ちょうど看護師さんが検温にみえて、血圧も見てくれました。
熱は37度後半。
「切ったからね。大丈夫、フツーです」
血圧は、低め。

あっ、そうそう、血圧。
意外なことに普段から低めみたいです、私。
前日に入院してすぐに血圧を測った時も、この日の朝の血圧も、低めだったそうで。
なんか笑える・・・
デブなのに血圧低め・・・(笑)。

そしてこの時、看護師さんから信じられない言葉が。
「そろそろ、すこしずつ寝返りうってみてくださいね」
はあっ!!?
お腹(ノドも!!←関係ない)、すっごく痛いんですけどっっ!!
さっそく、しのぶちゃんが動いてくれました。
彼女、看護師さんなんです。
しかも老人介護にかかわっているから、お手のもの。
うまーくサポートしながら(でも甘やかさない!!)、ラクなようにタオルで寄りかかるところを作ってくれました。
さすがです。
しのぶちゃん、助かったよー、ありがとー!!
いやいや、でも動いたら、ビックリするほど痛かったですけどね。。。

母が一度家に帰ってもう一度来てくれたんですが、
その時にまだしのぶちゃんがいてくれたので、すごくビックリしていました。
ずっと付いててくれたんだよねー。
点滴とか血圧とかを気にしながら、何度も寝返りのサポートしてくれながら。
二人が5時頃だったかなー、帰った後に、
主治医の先生が様子見に来て下さいました。
手術内容と、お腹の中の状態を、軽く説明をしてもらいました。
気になったことを一つ聞いてみました。
「あのー・・・、(←おそるおそる)今って、傷の辺り、薬が効いてる状態だったりしますか?」
「ううん、そのまま」
えー、そうなんだ!!
「痛いようだったら、ガマンしないで痛み止めもらってね」と、先生。
いや、信じらんないですよ。
薬ナシで私がガマンできるくらいの痛みって。。。

でもね、これくらいの・・・というか、私がガマンできる程度の痛みで済んだのって、
絶対皆さんの応援してくださったお気持ちのおかげだと思うんですよ。
皆さんが私を守ってくださったんだ・・・って、今でも信じて疑いません。
もしかしたら、皆さんだけじゃなく、
4人の親や、姉妹たち・姪っ子ちゃんたち。
嫁の私をとてもかわいがってくださった、ダンナのおばあちゃんとか、
ずいぶん昔に亡くなったひいおばあちゃんや、おじいちゃん、
親戚のおじさん・おばさんたち。
それから・・・・・・と考えると、キリがないくらいたくさんの、私のそばにいてくれた皆さん。
絶対絶対!!たくさんの「気持ち」に守られていたと思います。

感謝します。

話が脱線してしまいました。
ただでさえ長いのに・・・(笑)。
もう少しお付き合いくださいね。
それでは、話を戻します。

夜になり、体が熱くなった気がして、
人生初ナースコール!!
氷枕をもらいました。
小さめのアイスノンです。←硬い・・・
枕代わりにしていたバスタオルに、するっと滑り込ませてくれました。

夜11時過ぎまで、ウトウトはするものの、なかなか寝付けず・・・。
普通の状態ならガマンできる痛みだけど、
眠るにはジャマ。
痛み止めをもらいました。
座薬です。
看護師さんに上手に入れてもらいながら、
一番下の妹が赤ちゃんだった頃、熱を出した時によくお母さんが入れてたなあ・・・なんて思い出したり。
看護師さんは「20分くらいしたら効いてきますからねー」と言っていたのに、
20分経っても、
30分経っても効かない!!
眠れないやんっ!!
ウトウトはするのに、なんなのっ。
このキモチワルイ状況、いつまで続くのさ!!
ってか、それより、ノドの痛みはいつとれるんだー!!
・・・とか思っていたら、一時間くらいで痛みが和らいできました。
やっと眠りに落ちる・・・。
でも二時間おきくらいに目が覚めてはすぐ寝付く・・・の状態を、繰り返していました。

明け方、寒くて目を覚ましました。
体温が下がってきたようです。
お布団の代わりにと、しのぶちゃんが掛けてくれたバスタオルの上から布団をかぶり、
氷枕をはずして、起床時間まで眠りました。


*****


昨日の記事のコメントで、麻酔のニオイについてのご質問をいただきました。
説明しにくいので、わかりづらいと思いますが、お答えしますね。
簡単に言えば、薬系のにおいです。
でも、今まで嗅いだことのない薬のニオイ。
だから、どう説明したらいいのか・・・。
私、病院とか保健室とか、独特の薬っぽいにおいって大好きなんですが、
それでも「うわわっ!!」と思うくらいの、キツいにおい。
ものすごく濃ゆ~い、濃縮された薬のにおいでした。
昨日書き忘れましたが、
「ゆっくり深呼吸してください」と言われ、深~くゆっくり吸い込んだので、
気道まで「差し込んできたっ」みたいな感覚。
鋭利なにおい・・・というか。
すみません、やっぱりわかんないですよね。。。←説明下手め


*****


それでは最後に。
オマケのめいにゃんのコーナーです♪

えっとー、今日はめいではなくて、
上の妹が送ってくれた、
「めいっぽいねこ」の写真をどうぞ。
妹の家の近くの資材置き場みたいなところで飼われているそうです。

座ってる後ろ姿。
20110803091339.jpg
わかりづらいですが、
確かに黒サビっぽいです。
右手がなんとなく、サビ?みたいな。
妹の話だと、アンダーコートっていうんでしたっけ?
中の白い毛があんまり見えなかったそうですよ。

そして、顔。
20110803091349.jpg
野性味たっぷりです。
かっちょいいねー。

・・・からの~・・・

オチ。
20110803091411.jpg
ホースをはさんで寝ています。
かっ、かわいい~っ!!!
この写真を送ってくれた時、まだ何もしてなくても切った傷口が痛かったのに、
オチの写真で大笑いして、撃沈しました。。。

・・・そして、さらにオチ?

うちの、野性味のカケラもないねこ。

110810_2139~0001
「かいぬし、はやくおもちゃだしてよっ」←爪とぎで「やる気スイッチ」ON!!

「めいにゃんのヤッホーキャッホー祭り」(夜11時頃から約一時間にわたって繰り広げられる、めいと飼い主のマジバトル)直前だったため、
ちょびっとくらいは野性味が・・・・・・・・・

やっぱり無いかも。。。

手術当日・その1

★お久しぶりにこのブログにいらしてくださった方、初めての方へ★
コチラ↓の記事からお読みいただけると、お話がわかりやすいです。
クリックで別画面が開きます。

~発見から入院準備まで~
1.告白
2.発見
3.決心
4.初診
5.紹介状を持って
6.MRI検査
7.MRI検査結果
8.手術日決定
9.入院前・最後の診察と説明
10.Bセットの正体~入院準備~

~入院・手術・退院まで~
11.入院当日

いきなりびっくりさせてしまって、ごめんなさい。
各記事、少し長めになっておりますので、お時間がない場合は「告白」だけでもどうぞ。
最終的な診断が下ったのは「MRI検査結果」なので、そちらも合わせてお読みいただくとわかりやすいと思います。
「手術日決定」には、手術内容のことも書いてあります。
各記事の最後に、めいの写真も載せてますので、お楽しみに♪



*****


本日の記事に行く前に、ちょっとお知らせです。
「病気のこと」のカテゴリを分けました。
発見から入院準備までと、
入院当日から退院の日まで。
その後も、しばらく記録し続けるつもりでいますが、とりあえずはこの二つに。


*****


さて、ついにやってまいりました、手術当日でございます。

起床は午前6時。
いつもならまだグースカ寝てるよ・・・。
そしてこの日は、まるまる一日、お水も、もちろんゴハンも食べちゃいけません。
(のどが渇いたら、うがいはOKです)
朝食の時間、ふわん~・・・といいにおいが。。。
ゴハンのおいしさを知っているので、ちょっと切ない。
あっ、fm_nekonekoさんっ、マジでおいしかったですって!!
療法食じゃなかったし、産婦人科だとパワーつけなくちゃいけないから、フツーにおいしいゴハンなのかもしれませんね。
確かに初体験のことばかりで、ちょっとばかしウカれてたのもあったのかもしれませんが。←おーい、病人っ

朝起きて、洗顔とトイレを済ませ(お小水を測るのをわすれずに!!)、
検温・血圧を測ってもらってから、
また浣腸です。
夕べと違う看護師さんでしたが、また上手にやってくれました。
このときも、腹痛が来るまでガマンしました。
1回出て、もう大丈夫かな・・・と思ったのですが、手術直前の浣腸です。
しばらくトイレにいたら、いきなり・・・ええ、ホントに腹痛とか何の前触れもなく、
出ました。
待っててよかった・・・。
今回も何の問題もなく、浣腸終了。

病室に戻って、手術用に着替えです。
まずは「弾性ストッキング」。
つま先から膝が隠れるくらいの長さの、白いストッキングを履きます。
手術室に入ってから丸々一日動けなくなるので、
「エコノミー症候群」のような状態になり、血栓ができやすくなるんだそうです。←特にデブはできやすくなるそうな・・・
その血栓予防のために履くんだそうです。
そのため、ちょいキツめ。
あ、このストッキングは購入するんですが、ちゃんと保険がきくそうですよ。←そ、そんなに高いのかな・・・
問題のサイズですが(笑)、前日にちゃんと看護師さんがふくらはぎのサイズを測って、ちょうどいいサイズを用意してくださいました。
特殊なストッキングなので、ちゃんと履き方の説明が付いています。
「しっかりかかと部分を合わせること」と書いてあるのに、
ズレる。。。
何度やり直しても、ズレる。。。
かかと部分が、どうしても足首の方まできちゃうんです。
そのうちストッキングが伸びちゃうのが心配で、もうそのままにしちゃいました。
でももう一つ問題が。
写真には、しっかり膝が全部隠れているのに、
私の膝、半分出ちゃう!!
脚の短い私がこの状況ってことは・・・・・・
サイズが小さいんじゃ。。。
不安。。。
血栓が。。。
でも、後で看護師さんに「かかとずれてるし、膝半分出ちゃうんですけど、これでいいですか?」と確認したところ、OKをいただきました。
そして、水色の手術用の服。
ガウンタイプですが、両肩から袖に掛けてボタンが付いていています。
これは、素肌にそのまま着ます。
おパンチュだけは、移動の直前まで着けてていいそうです。

手術の時間は、午前9時からなので、付き添いの人は8時半に病室に集合でした。
真っ先に到着してくれたのは、ダンナの妹・しのぶちゃん。
そして、ダンナ。
最後に母でした。
ダンナが来てくれたのは、すごくびっくり!!
だって、手術の日は来ないで、って言ってあったし、
「じゃあウチで一緒に祈ってようねー、めい」とか言ってたし。
でも
「心配だし、そばにいたかったから・・・」って。。。
惚れ直してしまうやろーーーっ!!!
正直、ジーン・・・として、すごく嬉しかったです。
やっぱり、めいのことは気がかりだったけど。

で、みんなちゃんと8時半前に集合してくれましたが。。。
やること、ナシ。
おしゃべりしながら、狭いカーテンの中で、みんなで待っていました。

8時50分くらいになって、看護師さんが顔を出しました。
「下着を脱いで、キャップをかぶってくださいね」
おおっ、よくドラマで見る、あの水色の紙っぽいキャップです。
準備ができたら、いよいよ手術室に移動です。

・・・実は、血圧を測っているときに、手術室までの移動方法に希望がないか、聞かれました。
ストレッチャーだと緊張しちゃう人がいるから、だそうです。
うん、確かに。
私「歩けるうちは歩きたいです」
看護師さん「じゃあ、廊下から車椅子にしましょうね」
そんな会話をしたのに、実際は
徒歩で移動(笑)。
そっちの方が希望だったので、いいんですけどね。
廊下に出ると、主治医であり執刀医でもある先生が、ニコニコお迎えに来てくださっていました。
「よく眠れました?」
「うーん、何度か目が覚めながら、なんとなく」
同じフロアの、奥の奥にある(何度か曲がったので、そんな印象)中央手術室前まで行くと、
扉の前で付き添いの三人に、手を振って「行ってきます」と言って別れました。

さあ、中央手術室の中です。
さらに奥に進むと、受付用のパソコンが置いてあって、
たくさんの医師や看護師さん、スタッフさんがいらして、とても元気で明るい雰囲気です。
「おはようございまーす」って、何人の人に声かけてもらったかな。
とても安心したし、パワーをもらえました。
すると、
「今日の手術の担当看護師です、○○です。よろしくお願いします」
と、一人の女性が挨拶にいらしてくださいました。
あれっ、昨日病室に来てくださった方と違う・・・(残されたメモに書いてあったお名前が違いました)。
「よろしくお願いしまーす」と挨拶して、昨日の看護師さんをたずねようと思ったんですが、
椅子をすすめられ・・・・・・・
なんだか忙しそうだったので、聞くのをやめました。
ふと斜め前を見ると、ストレッチャーに乗せられていた中学生男子が、今にも泣きそうな顔をしていました。
その後ろには、ストレッチャーに乗ったおじいちゃんが。
そして私の横には、おばちゃんが座っていて・・・。
今日の手術、いったい何人が受けるんだ・・・。
唖然としていると、若い男性の看護師さん(なにげにイケメン)が、私の横にしゃがんで声を掛けてくださいました。
「緊張してますか?」
「(そんな顔してたのかな)いえ、もう先生と看護師さんを信じてますので!」
不安顔の中学生男子に「絶対!大丈夫だよ!」と伝えたくて、少し大きめの声で答えました。
すぐに名前を呼ばれて、手術室に移動することになりました。
(一緒に立ち上がった男性看護師さんが、すごく背が高くてビックリ!!)

待っていた部屋から、一番近い手術室のようでした。
奥にもう一つ部屋があったのは見たんだけど・・・、あと二部屋、どこにあったのかな。
扉が開け放たれていた手術室。
やっぱり中から元気に「おはようございます」と声を掛けてくださる看護師さんたち。
ベッドの頭方面には、あの麻酔科のキレイな先生が。
マスク越しににっこりしてくれました。
あー、もう、みなさん、ホントにありがとうございます。
正直、こんなに穏やかな気持ちでこの部屋に入れると思ってなかったです。
よろしくお願いしますね!!

手術台には、小さな台を用意していただいて、上がりました。
横になると白いバスタオルを掛けられ、肩のボタンをはずしてもらいました。
しかも、タオルをずらすことなく!!です。
すばらしい!!
なにこれ、職人技!?
右側のボタンは、あの背の高い男性看護師さんがはずしてくれたんですが、おかげで恥ずかしさはなかったです。←このトシでなに恥らってんだか・・・
そして、心電図等を取り付けてもらい、酸素吸入もはじまりました。
酸素吸入は、あの、カパッと口に取り付けるタイプのを、少し浮かし気味で。
ガッツリつけないんだな・・・と思っていたら、
「麻酔の薬を流します」と、キレイな麻酔科の先生の声が。
数秒してから
「なにこれっ、くっさっ!!」
と思った瞬間。
意識がなくなりました。


*****


長くなりそうなので(目を覚ましてからがまた長いんだ!!)、
二回に分けますね。
また連続なっちゃいますが、今日の続き、明日も更新します。
この日は麻酔のせいか、ただでさえ記憶があいまいなのに、
どんどん忘れていってる気がするので。。。


*****


昨日の記事にいただいたコメントに、これからお返事を書こうと思っています。
「宣伝」だけで、お返事も書かないのってどーなの!?と思いまして。。。
コメントしてくださった皆さん、たいしたお返事ではありませんが、読んでやってくださいね。


*****


ではでは、
オマケのめいにゃんのコーナーです♪

覚えておいででしょうか。
入院用の室内履きを買った「ヒラキ」の箱に入っためいのこと。
ええ、写真を撮ろうとしたら、出てきちゃったっていう、アレです。
コレ。↓
CIMG1914.jpg

私の入院中、ダンナが箱を和室の出窓に置いたら、また入ったそうです。
パチリ。
CIMG1923.jpg

もう一枚、パチリ。
CIMG1922.jpg
なんだかはずかしそうに見えるこの表情。
私、結構スキです♪


入院当日

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1.告白
2.発見
3.決心
4.初診
5.紹介状を持って
6.MRI検査
7.MRI検査結果
8.手術日決定
9.入院前・最後の診察と説明
10.Bセットの正体~入院準備~

いきなりびっくりさせてしまって、ごめんなさい。
各記事、少し長めになっておりますので、お時間がない場合は「告白」だけでもどうぞ。
最終的な診断が下ったのは「MRI検査結果」なので、そちらも合わせてお読みいただくとわかりやすいと思います。
「手術日決定」には、手術内容のことも書いてあります。
各記事の最後に、めいの写真も載せてますので、お楽しみに♪


*****


本日の記事に行く前に。
前回の記事のコメントにお返事を書きました。
今までで最高のコメント数♪
皆様、本当にありがとうございました。


*****


入院の日は、旅行用バッグ(2~3泊用)二つと、室内履きを入れたビニール袋、編み物道具を入れた少し大きめの巾着を提げ(意外と大荷物になってしまった)、
車でダンナに送ってもらいました。
午後1時頃に病院に着き、先に到着していた母と3人で、入院手続きの窓口に行きました。
保険証と診察券、アンケートや書類、高額療養費の申請書を提出して、受付は終了しました。
受付をしてくれた職員さんが、産婦人科病棟へ案内してくれました。
ロビーで、
「病室のご用意をしますので、少々お待ちくださいね」と言われ・・・
5分くらい待たされました。
担当の看護師さんがお迎えに来てくれて、荷物を持ってくれました(ダンナの持っていた荷物まで)。
そして、病室までの道すがら、院内を案内してくれました。
洗面室には、大きめの洗面台が3台(すべて丸椅子付き)。
そのうち2つの蛇口はシャワーで、洗髪もできます。
確か、各台手すりつきでした。←同じ台しか使っていないので、うろ覚え・・・
奥に乾燥機付きの洗濯機。
「一時間くらいかかるんですよー」との説明にびっくりすると、
「ありがとうございます、リアクションしていただいて(笑)」
えー、だって、びっくりしますよねえ、そんなに時間かかるって・・・。
あ、でも乾燥機がついてたらそんなもん?
一台しかないので、ノートが用意してあります。
使用中だったら、号室と名前を書いて予約しておきます。
使い終わったら、予約してある人に声をかけることになっていました。
私は最初、自分で洗濯するつもりだったんですが、実家の母が洗濯物を引き受けてくれたので、使わなかったんですけどね。
毎日洗濯物を引き取り・届けに来てくれた母、
その洗濯物を洗って干してたたんでくれた一番下の妹、
どうもありがとう!!

トイレは、普通のトイレ室(?)に2台のウォシュレットと、
「汚物処理室」となっていたトイレ、こちらもウォシュレットが一台。
入院当日から術後数日間、お小水の量を測ります。
その専用トイレでした。

シャワー室は2部屋ありました。

最後にナースステーション。
その目の前の6人部屋が、私の病室でした。

病室に入ると、各ベッドのカーテンがビシッと閉じられていました。
えー、これじゃお友達できるかも♪とか思ってたの、ムリじゃん。
ベッドは、一番奥の窓際。
大きな桜の木が見えます。
花盛りの時期にこの桜が見える場所に入院された患者さん・妊婦さんたちは、どんなにか心を和まされたことでしょうね。
案内されてから、何枚か書類にサインをしました。
入院についての説明も受けます。
病室の棚についていた、小さな金庫の使い方の説明も。
この小さい金庫(デジカメとサイフとケータイを入れたら一杯になりました)、
凸型のカギの先端を金庫のくぼみに合わせると、「ピッ」と音がして開きます。
その音が結構うるさいの・・・(笑)。
でも、こんなところは最先端なんだなあ。←えっ、これ最先端なの?
例のBセットは、この時看護師さんに預けました。
この後、母とダンナは帰って行きました。
看護師さんが何度か病室に顔を出しながら(空きベッドがない状態だったので、忙しそうでした)、
いろいろ説明を受けました。
最後に「質問はありますか?」と聞かれ、
「入院は初めてなので、そんなに・・・」
「あー、初めてなんですか。ずっと健康だったんですねー」
はい♪

荷物の整理をしていると、キレイな女性の医師が(ZARDの泉ちゃん似)。
麻酔科の医師でした。
問診票に答えて、明日の手術に使う麻酔の説明やリスクの説明をしてもらいました。
全身麻酔になるそうです。
麻酔についてのハンドブックもいただきました。

この後、看護師さんに、
「今日の診察、夕方以降になりそうなので、先にシャワーしちゃってください。しばらく入浴できないので、しっかり洗ってきてくださいね」と言われたので、
「あのー・・・(←ちょっとはじらい(笑))、剃毛・・・するんですよね?いつしたら・・・?」
「診察のときに診察台で・・・だと、何度も乗ってもらわなくちゃいけないんで・・・」
「シャワーの時に自分でやっちゃってもいいですか?」
「はい、じゃあカミソリ持ってきますね」
「自分で持ってきましたー」
・・・ということで、どこを剃るかを聞いて、入浴の準備をして、シャワー室へ向かいます。
シャワー室は、2部屋あって、開いてる方にナースステーションにかかっている「入浴中」の札をノブに掛けて使います。
今どきそんな古い方法・・・。
しかも鍵がかからないんですよ・・・。
髪を洗って、体を洗う段になって、気が付きました。
「カミソリ、忘れてきちゃった!!」
・・・アホすぎる・・・。
一通り済ませ、着替えてから大急ぎで病室へ。←一応「入浴中」の札は返しました
カミソリを持って、大急ぎで病室の目の前のナースステーションへ。
札、まだありました!!
入院中にだんだんわかってきたんですが、
シャワー室が2部屋しかなくて、入浴時間が午前9時から午後5時までで、しかも病室は満室。
なので、かなり利用率が高いんですよ。
開いてる時にササッと入らないと、すぐに埋まってしまいます。
この時に空いていたのはラッキーでした。
さて、剃毛する場所ですが。
同じ病気で手術をする方にご参考になるように、書いておきますね。
私、剃毛経験経験がなくて、結構直前まで気になっていたことだったので(笑)。
お腹の下の「直立した時に見えるところ」です。
ええ、あの三角地帯。
・・・説明、わかりずらいでしょうか。。。

急いで済ませて病室に戻ると、一枚の紙が置いてありました。
入浴中に、手術室の看護師さんがご挨拶にいらしてくださったようです。
「明日、手術室でお会いしたいと思います。
ご質問や不安がありましたら、中央手術室までおいでください。」
診察や、お小水の取り方(入院初日から術後数日間は、量を測ります)を教えていただくのを待っていなくちゃいけなかったので、こちらからはご挨拶に伺いませんでした。
・・・てか、中央手術室って、ドコ?状態だったので。←方向オンチ

診察は・・・・・・あ、時間忘れた。
たぶん、5時過ぎてからだったと思います。
先生、相変わらずお忙しいようです。
内診(超音波)してもらいました。
「少し大きくなっているかも。16センチくらいかな」
自分でも大きくなっているような気はしていたので、やっぱり!!と、納得。
「この大きさだと、やっぱり4~5センチは切らないとダメかも」
腫瘍の中身を吸い取って、小さくしてから卵巣を取り出すんだそうですが、
それでも小さい腹腔鏡手術の穴からは出せない大きさだそうです。
その後、退院後に実家に戻る話しとか、
手術当日の付き添いは母とダンナの妹が来てくれるとか、
ダンナには
「ねこを一人にしとくのが心配なので、あんまりお見舞いに来ないで!って言ってあります」
・・・なんて話をして、診察を終えました。

病室に戻るとすぐ、夕食の時間。。。だったと、思います・・・。
ああ、記憶力が・・・。
もしかしたら、診察の前だったかもなー。
入院中にもチラッと書きましたが、
松戸私立病院のゴハン、とっっってもおいしいですっ!!
ええ、声を大にして言いたいくらい。
完食しました。

夜になって、お小水の採り方を教えていただきました(大きな軽量カップみたいな容器に採って、それを測定器に入れると、量や比重を出してくれます)。
そして、ビックリしたんですが。
看護師さんが、点滴の針を、入れに来てくれました。
点滴の針って、入れっぱなしにするんですね!!
その都度、針を刺すのかと思っていました。
しかも、動かしても痛くない!!
さすがに編み物は怖くてできませんでしたが。。。
針から出ているチューブと小さい部品(ここに点滴を入れたり、注射もしてもらいます。穴が一つで済む♪)をくるくる巻いて、三角形のガーゼでくるみ、端をきゅっと縛って固定します。
おおお、病人ぽい!!
「痛くなったりしたら教えてくださいねー」
「はーい」
・・・・・・・なんて。
この時は、初点滴(しかも痛くない)にカンドーして明るく答えましたが。。。
数日後、ちょっとコワイことに・・・。
詳しくは、その日になったら書きますね。←伸ばすねー

消灯の時間まで間があったので、歯磨きしたり、ダンナに電話したり。
ダンナは、めいの写メを送ってくれていました。
それから、ブログのコメントを読んで、勇気付けられたり、癒されたり・・・。
皆様、どうもありがとうございました!!

・・・そして、消灯の少し前。
私にとっては「本日のメインイベント」。
浣腸の時間がやってまいりました。。。。。。。。
人生初浣腸でございます。
きっと痛いんだろうな・・・、と思っていたのに、
ベテラン看護師さん(でも絶対私より年下)がうまくしてくれたので、痛みも何もなく終わりました。
そしてすぐトイレへGO!
「気持ち悪くなったりしたら、すぐ教えてくださいね」と、一緒に病室を出ながら看護師さんに言われましたが、私は大丈夫でした。
人によっては、血圧が上がったりするそうです。
病室を出ると、トイレには列ができていました。
そこで、産婦さん用のトイレを借りることに。
半開きになっている重そうなドアの向こうには、左側に新生児室、右側に分娩室が2部屋。
この新生児室、一番下の妹が産まれた時に来たんですよねー。
でも、この二倍くらいの大きさだったような・・・。
チラリと見えた保育器。
青い光を放って、動いていました。
がんばれ、赤ちゃん!!(もう退院できてるといいな・・・)
で、トイレなんですが。
「できるだけガマンしてから出してくださいね」と言い残し、看護師さんは去っていきました。
デキルダケガマン・・・て、どれくらい?
と不安になっていると、腹痛が。
も、もう出しちゃっていいのかな・・・。
お食事中の方、ごめんなさい。
ちょっとキタナイ表現しちゃいます。
最初に水っぽいものが出てきて、それから固形物がでました。
その一回で、もう出なさそうなので、トイレを出ました。
どうせ次の日もやるしな、病院来る前に出ちゃったし♪
キョーフだった浣腸をラクラククリアし、なんだかヨユーなカンジな私なのでした。
看護師さんに出たことを報告すると、すぐ消灯時間になりました。

午後9時。。。( ̄_ ̄)
当然、眠れません。
いつも夜中の1時2時まで起きている生活ですもの、当然です。
この時点になっても、、不思議と手術や麻酔の不安はありませんでした。
そっち系の「眠れない」じゃないので、ご安心を。
ちょっとでっぱったお腹が(肉でじゃないです!!ブツです!!)少し名残惜しくてさすってみたり、
ダンナが送ってくれためいの写メを思い出したら、ちょっと涙がにじみました。
気分を変えよう!!と、思い出したのは、
皆さんからのコメントと、ねこちゃんたち・わんちゃんたち。
やっぱり、少し涙しちゃいました。
皆さんのお気持ちが嬉しくて。
気が付くと、皆さんのイメージを色で表現したら・・・なんて考えてて。
そうしたらなんだかワクワクしてきて、よけいに目がさえてしまいました(笑)。
でもいつの間にか眠りについていて。。。
夜中に何度か目を覚ましながら、少し眠りました。


*****


こんな風に入院初日は終わったんですが。。。
やばいよ、私、もうところどころ忘れてる気がする。。。
早く書かないと。。。
この先しばらく、入院ネタが続いても構いませんか?
たまに違うネタをはさみますので~。


*****


一つ思い出したので、イキナリですがここで書かせてください。
高額療養費の申請書。
有効期限が一年なんですが、切り替えが7月末日なんだそうです。
私は入院がちょうど7~8月にまたがってしまったので、2枚もらいました。
市役所では、
「入院時にこちら(2010年8月1日から2011年7月31日までの)を提出して、
8月1日に、こちら(2011年8月1日から2012年7月31日までの)を病院に提出してください」と言われましたが、
入院受付で二枚とも受け取ってくれ、コピーをとって二枚ともその場で返していただきました。
そして問題なのは、市役所で
「8月1日からのは、来年の7月末まで有効なので、退院してから返していただいて」
という言い方をされました。
「返していただいて」って、この場合、
「市役所に返していただいて」と言う意味?
「病院から私に返していただいて」と言う意味?
「いただいて」が引っかかって、どっちなの???というギモンが、今頃になって出てきました。
ご存知の方、教えてくださーい。←市役所に電話して聞けばいいじゃん


*****


同じ病気で検索してきてくださった皆さん、
「ここはどうだった?」等の質問があったら、
コメントやメールフォームからお寄せくださいね。
聞かれたら思い出せるかもしれませんので。
この記事が書かれてから何年経っててもかまいませんよ。
思い出せる限り、全力でお答えします!!


*****


さて、それでは最後に
オマケのめいにゃんのコーナーです♪

入院当日、ダンナが送ってくれためいの写メです。

110728_1906~0001

かわいいし、しばらく会えないし・・・・・・・
切なくて泣ける・・・・・
ってか。
せっかくの写真がブレブレなのが、
ちがう意味で泣ける。。。(T T)

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夕霧

Author:夕霧
黒サビねこの「めい」です。
毛色はブラックスモーク。カッコイイ!!
生後5ヶ月で「ポチたま会」さんからうちにやってきました。
ねこだけど、私たち夫婦の大切な娘です。

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