入院当日
2011-08-07
★お久しぶりにこのブログにいらしてくださった方、初めての方へ★
コチラ↓の記事からお読みいただけると、お話がわかりやすいです。
クリックで別画面が開きます。
1.告白
2.発見
3.決心
4.初診
5.紹介状を持って
6.MRI検査
7.MRI検査結果
8.手術日決定
9.入院前・最後の診察と説明
10.Bセットの正体~入院準備~
いきなりびっくりさせてしまって、ごめんなさい。
各記事、少し長めになっておりますので、お時間がない場合は「告白」だけでもどうぞ。
最終的な診断が下ったのは「MRI検査結果」なので、そちらも合わせてお読みいただくとわかりやすいと思います。
「手術日決定」には、手術内容のことも書いてあります。
各記事の最後に、めいの写真も載せてますので、お楽しみに♪
*****
本日の記事に行く前に。
前回の記事のコメントにお返事を書きました。
今までで最高のコメント数♪
皆様、本当にありがとうございました。
*****
入院の日は、旅行用バッグ(2~3泊用)二つと、室内履きを入れたビニール袋、編み物道具を入れた少し大きめの巾着を提げ(意外と大荷物になってしまった)、
車でダンナに送ってもらいました。
午後1時頃に病院に着き、先に到着していた母と3人で、入院手続きの窓口に行きました。
保険証と診察券、アンケートや書類、高額療養費の申請書を提出して、受付は終了しました。
受付をしてくれた職員さんが、産婦人科病棟へ案内してくれました。
ロビーで、
「病室のご用意をしますので、少々お待ちくださいね」と言われ・・・
5分くらい待たされました。
担当の看護師さんがお迎えに来てくれて、荷物を持ってくれました(ダンナの持っていた荷物まで)。
そして、病室までの道すがら、院内を案内してくれました。
洗面室には、大きめの洗面台が3台(すべて丸椅子付き)。
そのうち2つの蛇口はシャワーで、洗髪もできます。
確か、各台手すりつきでした。←同じ台しか使っていないので、うろ覚え・・・
奥に乾燥機付きの洗濯機。
「一時間くらいかかるんですよー」との説明にびっくりすると、
「ありがとうございます、リアクションしていただいて(笑)」
えー、だって、びっくりしますよねえ、そんなに時間かかるって・・・。
あ、でも乾燥機がついてたらそんなもん?
一台しかないので、ノートが用意してあります。
使用中だったら、号室と名前を書いて予約しておきます。
使い終わったら、予約してある人に声をかけることになっていました。
私は最初、自分で洗濯するつもりだったんですが、実家の母が洗濯物を引き受けてくれたので、使わなかったんですけどね。
毎日洗濯物を引き取り・届けに来てくれた母、
その洗濯物を洗って干してたたんでくれた一番下の妹、
どうもありがとう!!
トイレは、普通のトイレ室(?)に2台のウォシュレットと、
「汚物処理室」となっていたトイレ、こちらもウォシュレットが一台。
入院当日から術後数日間、お小水の量を測ります。
その専用トイレでした。
シャワー室は2部屋ありました。
最後にナースステーション。
その目の前の6人部屋が、私の病室でした。
病室に入ると、各ベッドのカーテンがビシッと閉じられていました。
えー、これじゃお友達できるかも♪とか思ってたの、ムリじゃん。
ベッドは、一番奥の窓際。
大きな桜の木が見えます。
花盛りの時期にこの桜が見える場所に入院された患者さん・妊婦さんたちは、どんなにか心を和まされたことでしょうね。
案内されてから、何枚か書類にサインをしました。
入院についての説明も受けます。
病室の棚についていた、小さな金庫の使い方の説明も。
この小さい金庫(デジカメとサイフとケータイを入れたら一杯になりました)、
凸型のカギの先端を金庫のくぼみに合わせると、「ピッ」と音がして開きます。
その音が結構うるさいの・・・(笑)。
でも、こんなところは最先端なんだなあ。←えっ、これ最先端なの?
例のBセットは、この時看護師さんに預けました。
この後、母とダンナは帰って行きました。
看護師さんが何度か病室に顔を出しながら(空きベッドがない状態だったので、忙しそうでした)、
いろいろ説明を受けました。
最後に「質問はありますか?」と聞かれ、
「入院は初めてなので、そんなに・・・」
「あー、初めてなんですか。ずっと健康だったんですねー」
はい♪
荷物の整理をしていると、キレイな女性の医師が(ZARDの泉ちゃん似)。
麻酔科の医師でした。
問診票に答えて、明日の手術に使う麻酔の説明やリスクの説明をしてもらいました。
全身麻酔になるそうです。
麻酔についてのハンドブックもいただきました。
この後、看護師さんに、
「今日の診察、夕方以降になりそうなので、先にシャワーしちゃってください。しばらく入浴できないので、しっかり洗ってきてくださいね」と言われたので、
「あのー・・・(←ちょっとはじらい(笑))、剃毛・・・するんですよね?いつしたら・・・?」
「診察のときに診察台で・・・だと、何度も乗ってもらわなくちゃいけないんで・・・」
「シャワーの時に自分でやっちゃってもいいですか?」
「はい、じゃあカミソリ持ってきますね」
「自分で持ってきましたー」
・・・ということで、どこを剃るかを聞いて、入浴の準備をして、シャワー室へ向かいます。
シャワー室は、2部屋あって、開いてる方にナースステーションにかかっている「入浴中」の札をノブに掛けて使います。
今どきそんな古い方法・・・。
しかも鍵がかからないんですよ・・・。
髪を洗って、体を洗う段になって、気が付きました。
「カミソリ、忘れてきちゃった!!」
・・・アホすぎる・・・。
一通り済ませ、着替えてから大急ぎで病室へ。←一応「入浴中」の札は返しました
カミソリを持って、大急ぎで病室の目の前のナースステーションへ。
札、まだありました!!
入院中にだんだんわかってきたんですが、
シャワー室が2部屋しかなくて、入浴時間が午前9時から午後5時までで、しかも病室は満室。
なので、かなり利用率が高いんですよ。
開いてる時にササッと入らないと、すぐに埋まってしまいます。
この時に空いていたのはラッキーでした。
さて、剃毛する場所ですが。
同じ病気で手術をする方にご参考になるように、書いておきますね。
私、剃毛経験経験がなくて、結構直前まで気になっていたことだったので(笑)。
お腹の下の「直立した時に見えるところ」です。
ええ、あの三角地帯。
・・・説明、わかりずらいでしょうか。。。
急いで済ませて病室に戻ると、一枚の紙が置いてありました。
入浴中に、手術室の看護師さんがご挨拶にいらしてくださったようです。
「明日、手術室でお会いしたいと思います。
ご質問や不安がありましたら、中央手術室までおいでください。」
診察や、お小水の取り方(入院初日から術後数日間は、量を測ります)を教えていただくのを待っていなくちゃいけなかったので、こちらからはご挨拶に伺いませんでした。
・・・てか、中央手術室って、ドコ?状態だったので。←方向オンチ
診察は・・・・・・あ、時間忘れた。
たぶん、5時過ぎてからだったと思います。
先生、相変わらずお忙しいようです。
内診(超音波)してもらいました。
「少し大きくなっているかも。16センチくらいかな」
自分でも大きくなっているような気はしていたので、やっぱり!!と、納得。
「この大きさだと、やっぱり4~5センチは切らないとダメかも」
腫瘍の中身を吸い取って、小さくしてから卵巣を取り出すんだそうですが、
それでも小さい腹腔鏡手術の穴からは出せない大きさだそうです。
その後、退院後に実家に戻る話しとか、
手術当日の付き添いは母とダンナの妹が来てくれるとか、
ダンナには
「ねこを一人にしとくのが心配なので、あんまりお見舞いに来ないで!って言ってあります」
・・・なんて話をして、診察を終えました。
病室に戻るとすぐ、夕食の時間。。。だったと、思います・・・。
ああ、記憶力が・・・。
もしかしたら、診察の前だったかもなー。
入院中にもチラッと書きましたが、
松戸私立病院のゴハン、とっっってもおいしいですっ!!
ええ、声を大にして言いたいくらい。
完食しました。
夜になって、お小水の採り方を教えていただきました(大きな軽量カップみたいな容器に採って、それを測定器に入れると、量や比重を出してくれます)。
そして、ビックリしたんですが。
看護師さんが、点滴の針を、入れに来てくれました。
点滴の針って、入れっぱなしにするんですね!!
その都度、針を刺すのかと思っていました。
しかも、動かしても痛くない!!
さすがに編み物は怖くてできませんでしたが。。。
針から出ているチューブと小さい部品(ここに点滴を入れたり、注射もしてもらいます。穴が一つで済む♪)をくるくる巻いて、三角形のガーゼでくるみ、端をきゅっと縛って固定します。
おおお、病人ぽい!!
「痛くなったりしたら教えてくださいねー」
「はーい」
・・・・・・・なんて。
この時は、初点滴(しかも痛くない)にカンドーして明るく答えましたが。。。
数日後、ちょっとコワイことに・・・。
詳しくは、その日になったら書きますね。←伸ばすねー
消灯の時間まで間があったので、歯磨きしたり、ダンナに電話したり。
ダンナは、めいの写メを送ってくれていました。
それから、ブログのコメントを読んで、勇気付けられたり、癒されたり・・・。
皆様、どうもありがとうございました!!
・・・そして、消灯の少し前。
私にとっては「本日のメインイベント」。
浣腸の時間がやってまいりました。。。。。。。。
人生初浣腸でございます。
きっと痛いんだろうな・・・、と思っていたのに、
ベテラン看護師さん(でも絶対私より年下)がうまくしてくれたので、痛みも何もなく終わりました。
そしてすぐトイレへGO!
「気持ち悪くなったりしたら、すぐ教えてくださいね」と、一緒に病室を出ながら看護師さんに言われましたが、私は大丈夫でした。
人によっては、血圧が上がったりするそうです。
病室を出ると、トイレには列ができていました。
そこで、産婦さん用のトイレを借りることに。
半開きになっている重そうなドアの向こうには、左側に新生児室、右側に分娩室が2部屋。
この新生児室、一番下の妹が産まれた時に来たんですよねー。
でも、この二倍くらいの大きさだったような・・・。
チラリと見えた保育器。
青い光を放って、動いていました。
がんばれ、赤ちゃん!!(もう退院できてるといいな・・・)
で、トイレなんですが。
「できるだけガマンしてから出してくださいね」と言い残し、看護師さんは去っていきました。
デキルダケガマン・・・て、どれくらい?
と不安になっていると、腹痛が。
も、もう出しちゃっていいのかな・・・。
お食事中の方、ごめんなさい。
ちょっとキタナイ表現しちゃいます。
最初に水っぽいものが出てきて、それから固形物がでました。
その一回で、もう出なさそうなので、トイレを出ました。
どうせ次の日もやるしな、病院来る前に出ちゃったし♪
キョーフだった浣腸をラクラククリアし、なんだかヨユーなカンジな私なのでした。
看護師さんに出たことを報告すると、すぐ消灯時間になりました。
午後9時。。。( ̄_ ̄)
当然、眠れません。
いつも夜中の1時2時まで起きている生活ですもの、当然です。
この時点になっても、、不思議と手術や麻酔の不安はありませんでした。
そっち系の「眠れない」じゃないので、ご安心を。
ちょっとでっぱったお腹が(肉でじゃないです!!ブツです!!)少し名残惜しくてさすってみたり、
ダンナが送ってくれためいの写メを思い出したら、ちょっと涙がにじみました。
気分を変えよう!!と、思い出したのは、
皆さんからのコメントと、ねこちゃんたち・わんちゃんたち。
やっぱり、少し涙しちゃいました。
皆さんのお気持ちが嬉しくて。
気が付くと、皆さんのイメージを色で表現したら・・・なんて考えてて。
そうしたらなんだかワクワクしてきて、よけいに目がさえてしまいました(笑)。
でもいつの間にか眠りについていて。。。
夜中に何度か目を覚ましながら、少し眠りました。
*****
こんな風に入院初日は終わったんですが。。。
やばいよ、私、もうところどころ忘れてる気がする。。。
早く書かないと。。。
この先しばらく、入院ネタが続いても構いませんか?
たまに違うネタをはさみますので~。
*****
一つ思い出したので、イキナリですがここで書かせてください。
高額療養費の申請書。
有効期限が一年なんですが、切り替えが7月末日なんだそうです。
私は入院がちょうど7~8月にまたがってしまったので、2枚もらいました。
市役所では、
「入院時にこちら(2010年8月1日から2011年7月31日までの)を提出して、
8月1日に、こちら(2011年8月1日から2012年7月31日までの)を病院に提出してください」と言われましたが、
入院受付で二枚とも受け取ってくれ、コピーをとって二枚ともその場で返していただきました。
そして問題なのは、市役所で
「8月1日からのは、来年の7月末まで有効なので、退院してから返していただいて」
という言い方をされました。
「返していただいて」って、この場合、
「市役所に返していただいて」と言う意味?
「病院から私に返していただいて」と言う意味?
「いただいて」が引っかかって、どっちなの???というギモンが、今頃になって出てきました。
ご存知の方、教えてくださーい。←市役所に電話して聞けばいいじゃん
*****
同じ病気で検索してきてくださった皆さん、
「ここはどうだった?」等の質問があったら、
コメントやメールフォームからお寄せくださいね。
聞かれたら思い出せるかもしれませんので。
この記事が書かれてから何年経っててもかまいませんよ。
思い出せる限り、全力でお答えします!!
*****
さて、それでは最後に
オマケのめいにゃんのコーナーです♪
入院当日、ダンナが送ってくれためいの写メです。

かわいいし、しばらく会えないし・・・・・・・
切なくて泣ける・・・・・
ってか。
せっかくの写真がブレブレなのが、
ちがう意味で泣ける。。。(T T)
コチラ↓の記事からお読みいただけると、お話がわかりやすいです。
クリックで別画面が開きます。
1.告白
2.発見
3.決心
4.初診
5.紹介状を持って
6.MRI検査
7.MRI検査結果
8.手術日決定
9.入院前・最後の診察と説明
10.Bセットの正体~入院準備~
いきなりびっくりさせてしまって、ごめんなさい。
各記事、少し長めになっておりますので、お時間がない場合は「告白」だけでもどうぞ。
最終的な診断が下ったのは「MRI検査結果」なので、そちらも合わせてお読みいただくとわかりやすいと思います。
「手術日決定」には、手術内容のことも書いてあります。
各記事の最後に、めいの写真も載せてますので、お楽しみに♪
*****
本日の記事に行く前に。
前回の記事のコメントにお返事を書きました。
今までで最高のコメント数♪
皆様、本当にありがとうございました。
*****
入院の日は、旅行用バッグ(2~3泊用)二つと、室内履きを入れたビニール袋、編み物道具を入れた少し大きめの巾着を提げ(意外と大荷物になってしまった)、
車でダンナに送ってもらいました。
午後1時頃に病院に着き、先に到着していた母と3人で、入院手続きの窓口に行きました。
保険証と診察券、アンケートや書類、高額療養費の申請書を提出して、受付は終了しました。
受付をしてくれた職員さんが、産婦人科病棟へ案内してくれました。
ロビーで、
「病室のご用意をしますので、少々お待ちくださいね」と言われ・・・
5分くらい待たされました。
担当の看護師さんがお迎えに来てくれて、荷物を持ってくれました(ダンナの持っていた荷物まで)。
そして、病室までの道すがら、院内を案内してくれました。
洗面室には、大きめの洗面台が3台(すべて丸椅子付き)。
そのうち2つの蛇口はシャワーで、洗髪もできます。
確か、各台手すりつきでした。←同じ台しか使っていないので、うろ覚え・・・
奥に乾燥機付きの洗濯機。
「一時間くらいかかるんですよー」との説明にびっくりすると、
「ありがとうございます、リアクションしていただいて(笑)」
えー、だって、びっくりしますよねえ、そんなに時間かかるって・・・。
あ、でも乾燥機がついてたらそんなもん?
一台しかないので、ノートが用意してあります。
使用中だったら、号室と名前を書いて予約しておきます。
使い終わったら、予約してある人に声をかけることになっていました。
私は最初、自分で洗濯するつもりだったんですが、実家の母が洗濯物を引き受けてくれたので、使わなかったんですけどね。
毎日洗濯物を引き取り・届けに来てくれた母、
その洗濯物を洗って干してたたんでくれた一番下の妹、
どうもありがとう!!
トイレは、普通のトイレ室(?)に2台のウォシュレットと、
「汚物処理室」となっていたトイレ、こちらもウォシュレットが一台。
入院当日から術後数日間、お小水の量を測ります。
その専用トイレでした。
シャワー室は2部屋ありました。
最後にナースステーション。
その目の前の6人部屋が、私の病室でした。
病室に入ると、各ベッドのカーテンがビシッと閉じられていました。
えー、これじゃお友達できるかも♪とか思ってたの、ムリじゃん。
ベッドは、一番奥の窓際。
大きな桜の木が見えます。
花盛りの時期にこの桜が見える場所に入院された患者さん・妊婦さんたちは、どんなにか心を和まされたことでしょうね。
案内されてから、何枚か書類にサインをしました。
入院についての説明も受けます。
病室の棚についていた、小さな金庫の使い方の説明も。
この小さい金庫(デジカメとサイフとケータイを入れたら一杯になりました)、
凸型のカギの先端を金庫のくぼみに合わせると、「ピッ」と音がして開きます。
その音が結構うるさいの・・・(笑)。
でも、こんなところは最先端なんだなあ。←えっ、これ最先端なの?
例のBセットは、この時看護師さんに預けました。
この後、母とダンナは帰って行きました。
看護師さんが何度か病室に顔を出しながら(空きベッドがない状態だったので、忙しそうでした)、
いろいろ説明を受けました。
最後に「質問はありますか?」と聞かれ、
「入院は初めてなので、そんなに・・・」
「あー、初めてなんですか。ずっと健康だったんですねー」
はい♪
荷物の整理をしていると、キレイな女性の医師が(ZARDの泉ちゃん似)。
麻酔科の医師でした。
問診票に答えて、明日の手術に使う麻酔の説明やリスクの説明をしてもらいました。
全身麻酔になるそうです。
麻酔についてのハンドブックもいただきました。
この後、看護師さんに、
「今日の診察、夕方以降になりそうなので、先にシャワーしちゃってください。しばらく入浴できないので、しっかり洗ってきてくださいね」と言われたので、
「あのー・・・(←ちょっとはじらい(笑))、剃毛・・・するんですよね?いつしたら・・・?」
「診察のときに診察台で・・・だと、何度も乗ってもらわなくちゃいけないんで・・・」
「シャワーの時に自分でやっちゃってもいいですか?」
「はい、じゃあカミソリ持ってきますね」
「自分で持ってきましたー」
・・・ということで、どこを剃るかを聞いて、入浴の準備をして、シャワー室へ向かいます。
シャワー室は、2部屋あって、開いてる方にナースステーションにかかっている「入浴中」の札をノブに掛けて使います。
今どきそんな古い方法・・・。
しかも鍵がかからないんですよ・・・。
髪を洗って、体を洗う段になって、気が付きました。
「カミソリ、忘れてきちゃった!!」
・・・アホすぎる・・・。
一通り済ませ、着替えてから大急ぎで病室へ。←一応「入浴中」の札は返しました
カミソリを持って、大急ぎで病室の目の前のナースステーションへ。
札、まだありました!!
入院中にだんだんわかってきたんですが、
シャワー室が2部屋しかなくて、入浴時間が午前9時から午後5時までで、しかも病室は満室。
なので、かなり利用率が高いんですよ。
開いてる時にササッと入らないと、すぐに埋まってしまいます。
この時に空いていたのはラッキーでした。
さて、剃毛する場所ですが。
同じ病気で手術をする方にご参考になるように、書いておきますね。
私、剃毛経験経験がなくて、結構直前まで気になっていたことだったので(笑)。
お腹の下の「直立した時に見えるところ」です。
ええ、あの三角地帯。
・・・説明、わかりずらいでしょうか。。。
急いで済ませて病室に戻ると、一枚の紙が置いてありました。
入浴中に、手術室の看護師さんがご挨拶にいらしてくださったようです。
「明日、手術室でお会いしたいと思います。
ご質問や不安がありましたら、中央手術室までおいでください。」
診察や、お小水の取り方(入院初日から術後数日間は、量を測ります)を教えていただくのを待っていなくちゃいけなかったので、こちらからはご挨拶に伺いませんでした。
・・・てか、中央手術室って、ドコ?状態だったので。←方向オンチ
診察は・・・・・・あ、時間忘れた。
たぶん、5時過ぎてからだったと思います。
先生、相変わらずお忙しいようです。
内診(超音波)してもらいました。
「少し大きくなっているかも。16センチくらいかな」
自分でも大きくなっているような気はしていたので、やっぱり!!と、納得。
「この大きさだと、やっぱり4~5センチは切らないとダメかも」
腫瘍の中身を吸い取って、小さくしてから卵巣を取り出すんだそうですが、
それでも小さい腹腔鏡手術の穴からは出せない大きさだそうです。
その後、退院後に実家に戻る話しとか、
手術当日の付き添いは母とダンナの妹が来てくれるとか、
ダンナには
「ねこを一人にしとくのが心配なので、あんまりお見舞いに来ないで!って言ってあります」
・・・なんて話をして、診察を終えました。
病室に戻るとすぐ、夕食の時間。。。だったと、思います・・・。
ああ、記憶力が・・・。
もしかしたら、診察の前だったかもなー。
入院中にもチラッと書きましたが、
松戸私立病院のゴハン、とっっってもおいしいですっ!!
ええ、声を大にして言いたいくらい。
完食しました。
夜になって、お小水の採り方を教えていただきました(大きな軽量カップみたいな容器に採って、それを測定器に入れると、量や比重を出してくれます)。
そして、ビックリしたんですが。
看護師さんが、点滴の針を、入れに来てくれました。
点滴の針って、入れっぱなしにするんですね!!
その都度、針を刺すのかと思っていました。
しかも、動かしても痛くない!!
さすがに編み物は怖くてできませんでしたが。。。
針から出ているチューブと小さい部品(ここに点滴を入れたり、注射もしてもらいます。穴が一つで済む♪)をくるくる巻いて、三角形のガーゼでくるみ、端をきゅっと縛って固定します。
おおお、病人ぽい!!
「痛くなったりしたら教えてくださいねー」
「はーい」
・・・・・・・なんて。
この時は、初点滴(しかも痛くない)にカンドーして明るく答えましたが。。。
数日後、ちょっとコワイことに・・・。
詳しくは、その日になったら書きますね。←伸ばすねー
消灯の時間まで間があったので、歯磨きしたり、ダンナに電話したり。
ダンナは、めいの写メを送ってくれていました。
それから、ブログのコメントを読んで、勇気付けられたり、癒されたり・・・。
皆様、どうもありがとうございました!!
・・・そして、消灯の少し前。
私にとっては「本日のメインイベント」。
浣腸の時間がやってまいりました。。。。。。。。
人生初浣腸でございます。
きっと痛いんだろうな・・・、と思っていたのに、
ベテラン看護師さん(でも絶対私より年下)がうまくしてくれたので、痛みも何もなく終わりました。
そしてすぐトイレへGO!
「気持ち悪くなったりしたら、すぐ教えてくださいね」と、一緒に病室を出ながら看護師さんに言われましたが、私は大丈夫でした。
人によっては、血圧が上がったりするそうです。
病室を出ると、トイレには列ができていました。
そこで、産婦さん用のトイレを借りることに。
半開きになっている重そうなドアの向こうには、左側に新生児室、右側に分娩室が2部屋。
この新生児室、一番下の妹が産まれた時に来たんですよねー。
でも、この二倍くらいの大きさだったような・・・。
チラリと見えた保育器。
青い光を放って、動いていました。
がんばれ、赤ちゃん!!(もう退院できてるといいな・・・)
で、トイレなんですが。
「できるだけガマンしてから出してくださいね」と言い残し、看護師さんは去っていきました。
デキルダケガマン・・・て、どれくらい?
と不安になっていると、腹痛が。
も、もう出しちゃっていいのかな・・・。
お食事中の方、ごめんなさい。
ちょっとキタナイ表現しちゃいます。
最初に水っぽいものが出てきて、それから固形物がでました。
その一回で、もう出なさそうなので、トイレを出ました。
どうせ次の日もやるしな、病院来る前に出ちゃったし♪
キョーフだった浣腸をラクラククリアし、なんだかヨユーなカンジな私なのでした。
看護師さんに出たことを報告すると、すぐ消灯時間になりました。
午後9時。。。( ̄_ ̄)
当然、眠れません。
いつも夜中の1時2時まで起きている生活ですもの、当然です。
この時点になっても、、不思議と手術や麻酔の不安はありませんでした。
そっち系の「眠れない」じゃないので、ご安心を。
ちょっとでっぱったお腹が(肉でじゃないです!!ブツです!!)少し名残惜しくてさすってみたり、
ダンナが送ってくれためいの写メを思い出したら、ちょっと涙がにじみました。
気分を変えよう!!と、思い出したのは、
皆さんからのコメントと、ねこちゃんたち・わんちゃんたち。
やっぱり、少し涙しちゃいました。
皆さんのお気持ちが嬉しくて。
気が付くと、皆さんのイメージを色で表現したら・・・なんて考えてて。
そうしたらなんだかワクワクしてきて、よけいに目がさえてしまいました(笑)。
でもいつの間にか眠りについていて。。。
夜中に何度か目を覚ましながら、少し眠りました。
*****
こんな風に入院初日は終わったんですが。。。
やばいよ、私、もうところどころ忘れてる気がする。。。
早く書かないと。。。
この先しばらく、入院ネタが続いても構いませんか?
たまに違うネタをはさみますので~。
*****
一つ思い出したので、イキナリですがここで書かせてください。
高額療養費の申請書。
有効期限が一年なんですが、切り替えが7月末日なんだそうです。
私は入院がちょうど7~8月にまたがってしまったので、2枚もらいました。
市役所では、
「入院時にこちら(2010年8月1日から2011年7月31日までの)を提出して、
8月1日に、こちら(2011年8月1日から2012年7月31日までの)を病院に提出してください」と言われましたが、
入院受付で二枚とも受け取ってくれ、コピーをとって二枚ともその場で返していただきました。
そして問題なのは、市役所で
「8月1日からのは、来年の7月末まで有効なので、退院してから返していただいて」
という言い方をされました。
「返していただいて」って、この場合、
「市役所に返していただいて」と言う意味?
「病院から私に返していただいて」と言う意味?
「いただいて」が引っかかって、どっちなの???というギモンが、今頃になって出てきました。
ご存知の方、教えてくださーい。←市役所に電話して聞けばいいじゃん
*****
同じ病気で検索してきてくださった皆さん、
「ここはどうだった?」等の質問があったら、
コメントやメールフォームからお寄せくださいね。
聞かれたら思い出せるかもしれませんので。
この記事が書かれてから何年経っててもかまいませんよ。
思い出せる限り、全力でお答えします!!
*****
さて、それでは最後に
オマケのめいにゃんのコーナーです♪
入院当日、ダンナが送ってくれためいの写メです。

かわいいし、しばらく会えないし・・・・・・・
切なくて泣ける・・・・・
ってか。
せっかくの写真がブレブレなのが、
ちがう意味で泣ける。。。(T T)
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コメント
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No Subject
なんだかとても真剣に読ませていただきました。
私は、入院したことがないのでなるほどなるほど
と思おうことがたくさんでした^^
ごはんとってもおいしかったのですね。
私はどんなイメージの色だったのかな?
あ、私そもそもイメージされてたかな?
めいちゃんの写メぶれてるけどかわいいですよ^^
続きとっても気になります^^
私は、入院したことがないのでなるほどなるほど
と思おうことがたくさんでした^^
ごはんとってもおいしかったのですね。
私はどんなイメージの色だったのかな?
あ、私そもそもイメージされてたかな?
めいちゃんの写メぶれてるけどかわいいですよ^^
続きとっても気になります^^
No Subject
入院中はPCにも触れないかと思いまして~
退院してしばらくしてからと思ってました
気にいっていただけて嬉しいです
見返りめいちゃん美ニャンよね~~
病院の手続きは色々面倒よね
入院の時も退院してからも
さてどちらでしょうね
これは聞かないとダメですかね
退院してしばらくしてからと思ってました
気にいっていただけて嬉しいです
見返りめいちゃん美ニャンよね~~
病院の手続きは色々面倒よね
入院の時も退院してからも
さてどちらでしょうね
これは聞かないとダメですかね
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No Subject
今って点滴の針さしっぱなしだから一か所ですむんですよね~~。
肺炎で入院した時は、肺炎って抗生物質の点滴を入れることで治療するんですけど・・・・
新人のナースさんに刺されまくって、
両腕指すところがなくなって、
最後は手の甲(すごく痛い)にも刺されました。
退院後もしばらくの間、ちょっと人には見せられない腕でしたよ。
入院初日の夕霧さん、なんとなくワクワクしているような
感じに思ってしまいました(すみません)
松戸市立病院のご飯がおいしいなんて、意外でしたが・・・
(知っているだけに、え?あの病院が?と思ってしまいます。)
当たりでしたね!
メイちゃんの写真、可愛いんだけど・・・もう少し~な感じが笑えます^^
肺炎で入院した時は、肺炎って抗生物質の点滴を入れることで治療するんですけど・・・・
新人のナースさんに刺されまくって、
両腕指すところがなくなって、
最後は手の甲(すごく痛い)にも刺されました。
退院後もしばらくの間、ちょっと人には見せられない腕でしたよ。
入院初日の夕霧さん、なんとなくワクワクしているような
感じに思ってしまいました(すみません)
松戸市立病院のご飯がおいしいなんて、意外でしたが・・・
(知っているだけに、え?あの病院が?と思ってしまいます。)
当たりでしたね!
メイちゃんの写真、可愛いんだけど・・・もう少し~な感じが笑えます^^
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